2024年5月5日日曜日

RX621を使ってみる (1)

2024/05/05
秋月電子で販売されている RX621マイコンボード を使ってみる
RX621マイコン開発セット(マザーボード・液晶) は、在庫限りになってしまいました

ルネサスの統合開発環境 CS+ を使う
統合開発環境 CS+ | Renesas こちらからダウンロード、ダウンロード時のバージョンは、V8.11.00

CSPlus_CC_Package_V81100-doc-j.zip を解凍し、インストールする
 ※ディスプレイの解像度低いとインストールできない
  追加ディスプレイでHDMIサイズがあればインストールできる
[ツール] - [オプション]
 [全般] - [表示] タブの桁数を 4 に変更
[ファイル] - [新規作成] - [新しいプロジェクトを作成]
マイクロコントローラ : RX を選択
RX621 を展開し、下の方の R5F56218BxFP(100pin) を選択
プロジェクト名に適当な名前を設定(今回は、LED_Blinkを使用)
[作成]

LED_Blink.c を変更する

インクルード文を追加
#include "iodefine.h"

main にコードを追加

    long int i;             /* カウンター変数 */
    PORT2.DR.BYTE = 0x00;   /* PORT2クリア */
    PORT2.DDR.BYTE = 0xff;  /* PORT2の全端子を出力に設定 */
    while(1) {
        PORT2.DR.BYTE = ~PORT2.DR.BYTE;  /* ポート反転 */
        for(i = 0 ; i < 1000000 ; i++);  /* Wait */
    }

[ビルド] - [ビルド・プロジェクト]

出力ウィンドウに下記が表示されれば OK
= 終了しました(成功:1プロジェクト, 失敗:0プロジェクト)

ドキュメント\LED_Blink\DefaultBuild に、LED_Blink.mot が出来ている

motファイルの転送
Renesas Flash Programmer (Programming GUI) | Renesas をダウンロード
Renesas_Flash_Programmer_Package_V31500-doc.zip を解凍してインストール

[ファイル] - [新しいプロジェクトの作成]
 マイクロコントローラ : RX62x
 プロジェクト名 : 適当な名前を入力(今回はRX621を使用)
 ツール : USB Direct

マイコンボードの CN4 のディップスイッチを ON-ON-OFF-OFF に変更しUSB接続
ツール詳細をクリックすると、接続されたマイコンボードが表示される

[接続] をクリック、メインクロックには 12MHz を入力

[ファイルの追加と削除] をクリック、[ファイルを追加] をクリック
LED_Blink.mot を選択する

[スタート] で書き込みが失敗する、USB を抜き差し後に、再度[スタート] で成功する

USB を抜き、CN4 を OFF-ON-OFF-OFF に変更する
USB を接続USBからの電源で起動(ACアダプタでもOK)、マザーボードのLEDが点滅!

2020年8月3日月曜日

Raspberry Pi Zero + ラズパイマガジン2019年10月号付属基板の環境構築 その2

A/D変換を試す

/AnalogCAP $ ./log.py &
[1] 841  ⬅プロセスNo.

1分毎にA/D変換する

止める (プロセスを停止する)
/AnalogCAP $ kill 841

更新タイミングを1sec毎にするには、log.py の最後を変更する
    # to count second
    i+=1
    if i > 0:
       i = 0


2020年7月28日火曜日

Raspberry Pi Zero + ラズパイマガジン2019年10月号付属基板の環境構築

Raspberry Pi Zero + ラズパイマガジン2019年10月号付属基板の環境構築

Raspberry Pi Zero + 実装済み基板

Raspi用のSDカードを準備する

Raspberry Pi Imager を使って、OSを書き込む

Windows10で、初期設定をする。

一旦、SDカードを外し再度PCに刺す

SSHを使えるようにする
 rootフォルダに、ssh 拡張子なしのサイズ0のファイルを作成する
Wifiを使えるようにする
 rootフォルダに、「wpa_supplicant.conf」のファイルを作成する
--------------------------------------------------------------------------
country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
    ssid="SSID"
    psk="暗号キー"
}
--------------------------------------------------------------------------
SSID」「暗号キー」を使える環境に合わせる

PCからSDを抜いて、Raspi Zeroに挿して起動させる
しばらく待って、コマンドプロンプトで、「ping raspberrypi.local」で、IPアドレスを調べる

TeraTeamで接続する ID「pi」、Pass「raspberry」
(初期パスワードは変更したほうがいい)

OSのアップデート
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade

液晶ディスプレイに表示する

$ wget http://einstlab.web.fc2.com/RaspberryPi/AnalogCAP.tar

$ tar xvf AnalogCAP.tar

$ cd AnalogCAP/

/AnalogCAP $ ./setup.sh

/AnalogCAP $ sudo reboot

/AnalogCAP $ ./initLCD.py

/AnalogCAP $ ./locateLCD.py 0 0

/AnalogCAP $ ./printLCD.py "123"

/AnalogCAP $ ./locateLCD.py 0 1

/AnalogCAP $ ./printLCD.py "ABC"

LCDに表示できた



2011年11月3日木曜日

NXTの音がしなくなった

ETロボコン2011のソフトのテスト中に、ロボットがよく倒れた様でスピーカーが壊れてしまった。音を鳴らしてソフトの状態を確認するが簡単なのでよく使っていたが、これが出来なくなった。
困ったことに数台のNXTがこの状態になってしまい、ソフト開発の効率が落ちてしまった

保証期間も切れているので、改造して修理することにした
ETロボコンのルールでNXTの改造はルール違反なので、大会での使用は出来なくなる。間違って持って行かない為のルールをメンバと決めて改造(修理)することにした。

以下の改造行為は、保証が受けられなくなります。また、ETロボコンの大会で使用することができなくなります。ハンダ付けにテクニックが必要です。この行為に責任は持ちません
これが壊れて音が鳴らなくなったNXT
電池を取り外し、4箇所のネジを取り外します
ネジを取り外すと、白色のカバーが取り外せます。中央右にスピーカーが付いています。
スイッチを取り外します。ディスプレイ横にネジがありますが、先にスピーカーを外します。結構しっかり両面テープで付いています。その後でディスプレイ横のネジを外します
スピーカーを外したところです
ディスプレイを持ち上げて、スピーカーの線が付いている所のハンダを外します

スピーカーを取り外しました
今回は、このスピーカーを取りけます
ターミナルを切り離し芯線を少し出して、ハンダを付けておきます
スピーカーの配線をハンダ付けします。ディスプレイを無理して持ち上げるとFPCが切れる場合があります。配線の赤と黒はこの配置にしました
ディスプレイとスイッチを取り付けた所
スイッチの下に両面テープを貼ります(スポンジ付き)
スイッチに邪魔にならない様に配線を取り回して、水晶の上に両面テープで貼り付けました
この位置だと蓋が閉まりました
ネジを4箇所取りけて完了です
電池を入れて、テストすると音がするようになりました

ディスプレイを取り付けている白い台の形状が違うNXTがあります。こちらは、FPCでなくコネクタで付いているので改造しやすいです

2010年12月11日土曜日

nxtOSEK

新規にnxtOSEKをインストールした。
インストールマニュアル通りにインストールしたつもりだったが、コンパイルできない???
cygintl-3.dll がないらしい
cygwin のセットアップ時に libs の libintl3 : GNU internationalization runtime library をインストールしなければならなかったらしい
sg.exe もコピーするのを忘れていた。これはインストールマニュアルにはないが、途中に書いてあった
これで、なんとかコンパイルができるようになった \(^ ^)/

2010年12月3日金曜日

ETロボコン2010チャンピオンシップ大会

ETロボコン2010のチャンピオンシップ大会に行ってきた。
南関東地区からのチームが上位を独占した。

2009年10月31日土曜日

ETロボコン

東海地区大会を見に行ってきた。RCXでの参加チームは少なかったが、東海地区からチャンピオンシップに進めれるのは、1チームと狭き門だった。
NXTは上位3チームがチャンピオンシップに進めれるが、去年の1位、2位のチームが順調に進出した。
走行部門では守りの走りだったが、モデル部門では完璧に決めてきた。
他の大会を見てないが結果からだけ判断すると、東海地区のレベルは高すぎると思う。

RCXの操舵について
操舵をPID制御で実現するためには、演算周期と操舵周期からあまり現実的ではないと思う。
モータのトルクを0~255まで入力できるが、1msec周期でモータトルクを積算して、255を越えた時は、モータを駆動する。255を越えなければモータを駆動しない。これを繰り返しているため、モータトルクを高速で微妙に変更しても、指令は追従しない。
操舵を切り替えた時は、積算値が255を越える様にすると操舵の切り替えが少しだが早くなる